赤ちゃんの頭のかたち相談
赤ちゃんの頭のかたち相談
赤ちゃんの頭はやわらかく、同じ場所に圧力がかかり続けることで、後頭部の片側や全体が平らになることがあります。
成長や姿勢の工夫で目立ちにくくなる場合もあれば、ゆがみが強い場合や改善が乏しい場合など、ヘルメット療法を検討することもあります。治療を検討する時期は月齢によっても変わるため、気になる場合は早めにご相談ください。

当院での相談について
当院ではヘルメット療法は行っていません。
「まずは相談してみたい」「ヘルメット治療をするか迷っている」という方が、気軽に相談出来る窓口としてご利用ください。測定値だけで、ヘルメット療法の必要性が決まるわけではありません。月齢やこれまでの変化、ご家族のお考えやご希望も踏まえて、今後の方針を一緒に考えます。外来では、専用の器具で頭の縦・横・斜めの長さを測り、左右差や横幅の割合を確認します。頭囲の増え方、顔つきや耳の位置、首の動きもあわせて診察します。
おうちでできる工夫
起きているときに、うつぶせ遊びを
「タミータイム」は、赤ちゃんが起きているときに、大人が見守りながら行ううつぶせ遊びです。後頭部への圧迫を減らし、首や体を動かす経験にもなります。機嫌のよいときに、短い時間から始めましょう。床で難しい場合は、起きている保護者の胸の上で行う方法もあります。
顔が埋まらず、呼吸できていることを常に確認し、大人はその場を離れないでください。
眠るときは、硬く平らな寝床に、仰向けで寝かせましょう。
頭のかたちを整えるために、うつぶせ寝や横向き寝にしたり、枕・クッション・タオルなどで頭や体を固定したりしないでください。
向きにくい側から、声をかけましょう
起きているときに、いつも向く側と反対側から声をかけたり、おもちゃを見せたりして、自分で顔を向ける機会をつくります。
首を手で押して無理に向けたり、強くストレッチしたりする必要はありません。首の傾きや動かしにくさがある場合は、ご相談ください。
抱っこや授乳の向きを変えましょう
抱く腕や授乳の向きを変え、同じ場所ばかりが圧迫されないように工夫します。起きている時間は、抱っこや床での遊びなど、姿勢に変化をつけましょう。
移動などで必要な場合を除き、チャイルドシートやバウンサーで同じ姿勢が長時間続くことも避けましょう。
向き癖があるときは、股関節にも気を配りましょう
向き癖がある赤ちゃんでは、体がねじれて、顔を向ける側と反対側の脚が「立て膝」の姿勢になることがあります。この姿勢が続くと、股関節が開きにくくなり、股関節の発育に影響することがあります。
向き癖があるだけで、股関節に異常があるというわけではありません。ただ、片側の膝がいつも立っている、脚の開きに左右差があるときは、ご相談ください。脚を無理に開かせることは避けましょう。
あわせて「赤ちゃんの股関節について」のページもご覧ください。
このような場合は、早めにご相談ください
- 生まれたときから頭の形に特徴があり、目立ってきている
- 頭が極端に細長い、おでこが三角形に見える
- 頭の骨のつなぎ目に沿って、硬い盛り上がりがある
- 頭囲の増え方について、健診などで指摘された
- 首がいつも傾いている、片側を向きにくい
これらがあっても、必ず病気というわけではありません。ご家庭での工夫だけで様子を見続けず、一度診察を受けましょう。

ご予約方法
赤ちゃんの頭のかたち相談は、火曜・金曜の午前に予約制で行っています。ご予約は受付へ電話でお問い合わせください。
ご希望の方は、受付へお電話いただき、「赤ちゃんの頭の形外来を希望」とお伝えください。
お電話からのお問い合わせはこちら
042-390-1150
